給付の特徴② 第1年金・第2年金の2階建て
当基金の給付は、全事業所共通の第1年金と事業所が任意で採用できる第2年金の2階建てとなっています。
第1年金は、全事業所共通の方法で給付と掛金が決まります。一方、第2年金は、以下のルールに沿って事業所が自由に給付と掛金の設定ができます。
- ①加入者の仮想個人勘定(個人別の設定口座)に積み上げる基準給与は1000円単位とする
- ②第2年金の加入者となる人を限定する場合は就業規則等を根拠とする
- ③基準給与の額は、就業規則や退職金規程に明記する
第2年金の活用法
第2年金では、「定年が近い人の退職金準備を厚くしたい」、「企業年金を厚くして、若年者の将来不安を和らげたい」といったニーズに、下記のような設計できめ細かく対応できます。
Plan1
第1年金に第2年金の基準給与(加入者一律・定額)を上乗せし、給付を底上げする
Plan2
第2年金の基準給与を勤続期間によって規定し、長期勤続者の退職金準備を充実させる退職金規程などに加入者の勤続期間により区分した基準給与を設定して、長期勤続者の退職金資金準備に重点を置いた制度を作れます。